あつみ温泉の発見は、大同2年(807)手負いの鶴が湯浴して傷を癒していたとか、嘉祥2年(849)大地震で温泉が湧きだしたなど伝えている。
この湯が沢の如く流れ出るところを湯の神と崇めていたが、のちに、湯蔵権現と称しそのそばに湯蔵権現堂を建立して奉祀した。
また、江戸時代初期に至り別途に薬師神社を建立して祀った。
明治元年の神仏分離令により湯蔵権現を湯倉神社に、さらに明治22年に「温海温泉」と改称した。
昭和26年の湯温海大火災で類焼、翌年境内を現在地に造設し、昭和29年に改築再建した。平成11年4月には朝市広場のリニューアルに伴い礼拝所を建設した。
5月8日に春祭り、9月8日に秋祭りが行われる。

温泉神社

〒999-7204 山形県鶴岡市湯温海甲200